蛍光粉末水銀蒸留装置

    廃蛍光灯から排出される蛍光粉に含まれる水銀を液状水銀として回収する装置です。

                             FLUORESCENT LAMP RECYCLING SYSTEM

特徴

● 水銀蒸発容器内に直接伝熱ヒーターを設置し、蛍光粉末昇温速度を速めています。

● 水素フローをせずに水素を十分に蛍光粉末に接触させる方法を考案し、特別な機構無しに、

  効率の良い水銀回収を可能にしました。

● 蛍光粉末を内部加熱によって昇温するとともに、水銀蒸発容器の外側を当社独自の高温真空断熱

      容器で覆うことにより、放熱の極めて少ない省エネ運転を可能にしました。

回収プロセス

  1. 蛍光粉を10kg入れた蛍光粉充填容器を水銀蒸発容器に5台設置。
  2. 水銀蒸発容器内を水素ガスに置換し、蛍光粉末を所定温度に加熱。
  3. 所定温度になったら減圧し、真空水素還元雰囲気中で水銀を気化。
  4. 気化した水銀は水銀凝縮器で冷却され、液化し、気液分離器で分離回収。
  5. 常温近傍まで冷やされた水素ガス内にはその温度状態の飽和水銀蒸気が含まれているため、真空ポンプの二次側において、水銀蒸気回収器内の活性炭で吸着除去。
  6. 水銀気化処理時間経過後、水銀蒸発容器内に窒素ガスを供給し冷却する。冷却用の窒素は水銀凝縮器の二次側の窒素を水銀蒸発容器に戻し、窒素ガスの消費を最小限に抑えた冷却を実施。
  7. 蛍光粉末が所定温度まで冷えたら、窒素冷却を停止し、水銀回収ドレンから液状水銀を回収する。

機種仕様

形 式 トップクリーン・MD-50タイプ
処理対象物 蛍光粉末・その他水銀含有製品
処理量 50kg/バッチ
水銀回収量
50g/バッチ(蛍光粉末に含有水銀量によって変わります)
処理時間 8時間以内(昇温3hr⇒回収2hr⇒降温3hr)
処理温度 300~450℃
使用ガス 水素、窒素
処理圧力 100Pa~大気圧
電源 三相200V、50A以上
大きさ(mm) 約2500W×2000D×4000H
重量 約1,000kg
 

            ※ 上記は蛍光粉末50kg対応タイプですが100kg対応タイプもあります。

これらの仕様は一例です。ご要望に合わせて対応しますので、どうぞご相談ください。