真空断熱フレキシブルチューブ(VIFT)

低温性能

   液体窒素を真空断熱フレキで移送し、外側のフレキ表面温度を測定した。
【結果】
   液体窒素が気化することで雰囲気温度が低下し、それとともにフレキ外表面の温度も低下。したがって、試験初期時の雰囲気温度とフレキ外表面温度との差を考慮して、最終的なフレキ表面温度の影響を試算した結果、初期温度よりも0.6℃低下した。

断熱性能(放散熱量の比較)


断熱性能(真空)の維持

1/2”用の真空断熱フレキシブル チューブを用い 実際に200℃での約1.5年間の長期維持試験を行い
各種データを採取
  ↓
断熱性能は5年以上維持可能であると予測できる

真空断熱の効果(フレキシブルチューブ)

  条件 その他

チューブサイズ

移送流体

年間稼働時間

移送距離

1/2"(12.7mm)

100℃(不凍液)

7,000h

5m

◯放散熱量

VIP:0.9W/m

従来:11.32W/m

注)試験により得た値