真空断熱とは?

真空断熱とは

真空断熱は、外壁と内壁の二重構造になっており、その間を真空にすることで高い保温・保冷効果を発揮する技術です。 この「真空構造」によって、熱の移動を大幅に抑えることができます。高い保温・保冷効果が必要な、幅広い用途で活用されています。

身近な真空断熱製品
身近な真空断熱製品①
魔法瓶(水筒・タンブラーなど)
身近な真空断熱製品②
産業用のチューブ、配管、容器など

熱の種類

熱は、温度の高い方から低い方へ自然に移動する性質があります。 移動の仕方には、大きく分けて次の3つがあります。

伝導
伝導
物質が触れている部分を通じて、熱が高い方から低い方へ移動する
対流
対流
液体や気体が温度差によって動き、熱を運ぶことで移動する
輻射
輻射
物体から出る電磁波によって、離れた場所へ熱が伝わる

真空断熱のしくみ

真空断熱技術では、二重の壁の間を真空にすることで、熱の「伝導」を防止しています。 さらに、真空内で「輻射」による熱移動を抑えることで、非常に高い断熱効果を得ています。 真空断熱は温度領域によって技術的な難易度に違いがあり、次のような特徴があります。

低温真空断熱

内側の温度が低いと、金属からのガス放出が少なく、さらに金属表面に吸着・吸収されるため、真空層の圧力は高真空にしやすくなります。
しかし、内側の温度が高くなると、真空層の圧力が上昇してくるという課題があります。

低温領域の活用例 →

低温物 金属(内) 真空層 金属(外)

高温真空断熱

内側の温度が高いと、金属からのガス放出が多くなり、真空層の圧力が高くなるため、高真空にしにくく、真空維持が非常に難しくなります。

高温領域の活用例 →

高温物 金属(内) 真空層 金属(外)

弊社は、より高度な技術が求められる高温環境で長期的に使用できる技術を確立しています。高温に耐えられる性能を備えているからこそ、低温領域はもちろん、幅広い温度環境に対応が可能です。

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