5kW級燃料電池改質器用真空断熱容器

断熱性能 :放熱ロス低減によるメリット

大きさの比較

  従来断熱材 真空断熱
厚み 250 20~40
外形 Φ700 Φ290
高さ 1,670 1,500
容積率 1 1/4
表面温度 55 30
放熱比 1 1/6

1台あたり

  従来断熱材 真空断熱
放熱量
(kW/台)
1.2 0.2
1日の放熱量(8h/日)
(kWh/台/日)
9.6 1.6
年間稼働日(稼働率80%)
(日)
292
年間放熱量
(MWh/台/年)
2.8 0.5
エネルギー削減効果
(MWh/台/年)
2.3

100台導入した場合

エネルギー削減効果
(MWh/100台/年)
234
これを13A都市ガス(12.4kWh/Nm³)で換算すると
13A都市ガス換算
(万/Nm³/100台/年)
1.9
年間削減コスト
(万円/100台/年)
264
LCCO2
(ton-CO2/100台/年)
42

保温性能

真空断熱容器 内部が800℃の状態から自然冷却

(容器内部は加熱用ヒーターのみ)100℃以下に到達するのに約34時間


耐用年数:真空維持性能

真空断熱容器で実際に800℃での長期維持試験を行い各種データを採取

近似曲線から断熱性能は10年以上維持可能


ヒートサイクル試験:繰り返し応力による耐久性

高温で使用する場合、システム条件により、加熱・冷却を繰り返す。

100 ⇔ 800℃のヒートサイクル試験を実施。

4,000回のサイクル試験後、 性能低下なし
(1サイクル/日とすると10年以上)

資料

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5kW級固体高分子形燃料電池コージェネレーションシステム準商用機の開発とビジネス
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IHIにおけるPEFCコージェネレーションシステムの開発_20221228.pd
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